ご無沙汰短歌

  • 霞行く 心の内の御姿は 時過ぎるまま 寂しく薄れ
  • 大輪の シャツを纏いて 過ごし日の 鮮やかな色 瞼の裏に
  • 差し出され 強く握られ握手から 名残惜しさに 戸惑う指先
  • 側に寄り 語らう瞳覗くなら 迷いの日々は 遥か遠くに
  • 残された 路上の己 寂しさに 裏に潜みし 本当の思い
  • 諦めに 酔いて逃げてた過去の日を 愛でて進まん 新しき今
  • 日々変わる 心の姿おもしろき 時に流れる 小舟の如し