ひとのはなし
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: DVD
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はい、例によってネタばれます。
なんかね、西島秀俊のファンじゃなかったら、ぼろくそに言ってるね。
面白い映画じゃないです。
西島秀俊はかわいいです。
じゃあ何故レビューなんかすんのか、と言うと。
この、出てくる人たちの家庭環境がなんというか、ヨロシクナイのですよ。
ヒロインは自分が愛人の子だと判明したり(でも、かなり充分に愛されているが)、
西島秀俊の役は、親が、社会性も親としても、人間としての人格もオカシイという人であったり。
後者の方は、なんか、あんなにすごかないけど、なんかどっかで聞いた様な話だなぁ〜。
えー、ウチ?ちょっと方向性が違うけどなんか似てるよなー。
前は、こういう話を観たり聞いたりすると、
こちらも引き摺られて、もう何日かはかなり大変な状況になっていたのですが、
今回は、なんというか、
「あーあ」
という感想だけで終わった。
あーあ、ひどい親だな。
こんな人たちからは早く脱出した方がいいのよ、
という、
完全に、他人の話として
自己内に取り込まずに終わった。
おお!私、変わってる。
変わってきているわ!
と思いました。
たまたま自分の親だった人が、猛烈にオカシイ人だからって、
その人のために生きることなんて全く必要ないと私は思います。
だって、親も私も、友人も、誰かのために生きているわけじゃない。
人間、誰かのために生きているわけじゃないんだ。
みんな、自分を生きて、自分の人生を全うするためだけに
ただ生きること、
それだけが、本当の人生の仕事だと思う。
私はそう思う。
自分を大事に、
どんな自分も愛して、
楽しく、気楽に生きていこう。
そう思う。