道を見よ

真暗な夜に道に迷っていたら
雨が降りだし、
稲妻が光る。
 
その時、
道を見よ。光を見てはいけない。
 
 
という話を思う。
人生に当てはめている。
自分が留守なら、迷い道は苦しみではない。
 
こうしたら、もっと楽しい
こうしたら、もっと楽
それは何となしにわかってきた。
 
でも、光を見てしまった。
強烈すぎる。
色々なことが曖昧になってしまう。
迷い道で稲妻を見たら、光に囚われる。
 
人生の煩雑なことは、雑事だと思い出す。
それを思えば、光に囚われることにも、意味があるのかもしれない。