コンセント
- 作者: 田口ランディ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/12
- メディア: 文庫
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ううう、む。
なんか、自分のことと重なって途中から話に飲み込まれてしまった。
物凄く乱暴なネタばれ解説をすると以下のような感じ。
主人公(女)の兄が変な死に方をして、気に病んだのでカウンセリングに通い出し、
そのうちに自分の意識が色々変わってきて、アッチ側(スピリチュアルな人)になってしまう。
死んだ人がはっきり見えるようになったりとか、
いろんな人の意識が侵入してくる感じとか、
私にはそんなことはないのだが。
自分の頭の中で時々声がするとか、
脳みその中で幽霊のようなイメージが出てくるとか、そいつが喋るとか、
人の感情に左右されて引っ張られて疲労するとか
そういうことはあります。
でも、想像力が激しいHSPなだけだとも思う。
最近は、エンパス(共感能力者)という名前に移行してきたような気もするけど。
一瞬、実話みたいなものか?と思ってしまった。
本の中にはちらほら実在する場所の名前が出ていたりするので、混乱してしまったのでしょう。
やれやれ・・・。
でも、この本で面白いことに気がついた。
私は、あるとき、真理というものについて「わかった!」という瞬間があり、
その瞬間から暫くは結構高揚して、いろんな人に真理の存在を喋り捲っていたのだが
(でも、喋る相手によって「その時期ではないこと」は理解できないらしく、大方、流された/笑)、
カウンセラーにも「わかった、わかった!もう全部わかった」と言ったら
かなり詳しく何がわかったのか説明するように求められた。
そのときは、「理解したいと思ってくれているのね〜」なんて、おきらくに考えていたのだが
「コンセント」には
「わかった!言うことは分裂の初期症状としてよくある」*1
と書いてあった。
ブホッ /笑。
このとき、カウンセラーは「こいつ分裂する!」と焦っていたのだ!!
あらら〜ん/笑。
どうりで、最近は「統合されてきた」と言うわけですか・・・。
ってことは、私は分裂病だったのか?
あれ?
ちょっと分裂病について、調べてみるか・・・。
てか、今はかなり混乱→落ち着きまでの経過が早いのですが(混乱自体もかなり減ってきた)
具合が悪いときにこの本読んでたら、もっと具合が悪くなってたと思います・・・。
具合が悪い人は、元気になってから読むことをお勧めします。