紀元前220年サル・ゾルジャ

はい!続けてます。
さあ、今度はどんな膿が出てくるか〜、と挑んでおります。
 
鏡は、今回は四角。
今度は、両手が出てます。
うおおお、何だよお、この腕は!
何を示しているのでしょうか。
こういう体験(前世らしきものを見る)は、
自分だけの力じゃないんだよ、ということなのかな。
 
両腕は、女性のものでこりゃ、モンゴロイドだな。
腕に、何か巻いてある。
草とか木の皮のブレスレットかな?
近づくと、抱きしめられた。
 
と、思ったらもう向こう側。
私は木の椅子に座っている。
壁に直接付けられた、簡素な長椅子。
CDではまず、「足元をみてください」と言われるんですが、
その前に、
おおお!何?!右の腕とか胸の辺りが気持ちいいんですけど!
と思ってみると、幼児、いるし。
女の子みたいだな。2歳以下か?
右手の親指なんかしゃぶっちゃって〜。
黒髪でおかっぱみたいな髪型、モンゴロイド、手足ぷよぷよ。かわえぇ〜。
安心しきって私に抱っこされてる。
小さい君、右腕だけで抱っこできますよ♪
自分の娘だろうか。
 
足元は、紐が膝下までぐるぐるのサンダル。
足が細い。
ひょろっとした体型だ。
男かな?
服は生成りの一枚でできている物で、
大きな手ぬぐいの真ん中に穴を開けて頭を通し、
腰の辺りで紐で結んでいる、というようなもの。
丈は膝上。ふんどしみたいな下着を着けている。
小さい小屋のようなところにいる。
外は崖がある。
友人が、そこからグライダーのような物に乗って降下する実験をするらしい。
そのグライダーのような物を作る手伝いを、私もしていたようだ。
失敗したら、死んじゃうよな、とちょっと思う。
友人は嬉しそうな顔をしている。
とうとう飛べるぞ、と。
そんなことより、私は私の右ひざに座るちいさな生きる宝石がいとしい。
そこに、彼女が座っている幸せのほうに気が向いている。
「サリー」
と私は呼ばれている。あだ名のようだ。
サル・ジルジャ。紀元前220年頃。
メキシコとブラジルを繋いでいる細い陸橋周辺のようだ。
 
目の前に、癖毛の女性がいる。
にっこりと笑い、私に両手を広げ、抱きしめるようにうながす。
「私と結婚したら、幸せになれるわよ」
と確信に満ちた声で言う。
彼女はトモスという名前だ。
私のいる部族の中では美人といえる。
気が強そうだ。
思い込みも激しそうだ。
そのときの私の気持ちは、ニュートラルだった。
 
その後、彼女と寝ている場面になった。
しかし、彼女と結婚したのだろうか、わからない。
彼女は私が好きなのだろう、ということは分かった。
 
私自身は、穏やかな性格で、激昂したりすることはなかったようだ。
ただ、何かに対し盲目になるほど打ち込むということもなかったようだった。
印象的だったのは何より、子供を抱いていたときのあの幸福感だ。
小さな姫君に愛を持って従っているような喜びを感じた。
ただ、その瞬間が幸せだった。