レディ、白い馬

また瞑想しようとしたのに見てしまった・・・。
こうやって連続的に見るときもあれば、何もないときもあるものでござります。
不思議なものです。
最近は、例のCD(笑)を聞き始めると
「やっ?!今日は来そうだ」
という感覚があるときがありまする。
だからと言って、特に利はなし。
前世の考察から自分への気づきが派生することもありますが。
 
鏡は、ふちのない大きなガラス。
通り抜けると、湖畔。
私は小柄で、褐色の肌に黒髪。
ものすごく気が強そうだ。
野生児という感じもある。
 
場面が変わり、私は木のない崖の周辺を走っている。
水がほとんどなくなって、小川になったような谷の間へ降りていく。
白い岩だらけの切り立った崖に挟まれた谷だ。
降りていくと、白い馬がたおれていた。
目をむいて、ところどころ切り裂かれたようになっている。
まだ息があったら、かわいそうだからとどめを刺そう、と近づくと、もう死んでいた。
こんなところに白い馬とは珍しいな、と思い、
周辺にこの馬に乗っていた人がいないかと見て回ったが、いなかった。
このあたりでは、茶色っぽい有色の馬が普通らしい。
私は白い岩山を素手で這い登り、また駆けていった。
 
また、湖畔のそばにいた。
木や草が好き放題に生えているこの場所が好きだった。
湖に突き落とされたか、放り入れられたのか、湖の中に入ることはなんとなく恐れていた。
振り返ると、若い男が一人立っていた。
やはり褐色の肌で、ウェーブがかった長い黒髪だった。
切れ長で、深い黒い目をしていてなかなか美しい顔立ちだ。
彼の細身の締まった体は上半身裸で、腰に巻いた布がひざ下辺りまであった。
私は、上から被るだけのワンピースのようなものだったと思う。
「レディ、逃げないか?」
自分と一緒に、
という感じで、その男は私に言った。
私は、ニヤと笑って、「いいや」と返した。
逃げるなんて、ばかげている、と思ったし、初めから言葉の上のことだけだと分かっていた。
たぶん、逃げるというのは今、生活している環境から逃げ出す、ということなのだろう。
私は左手を彼の肩甲骨の上にのせて右腕を腰に回し、自分の右頬を彼の裸の胸に押し当てた。
彼は私に答えるように、私を抱いた。
 
 
あの白い馬、なんだったんだろうな〜。
赤い内臓とか、ひん剥いた目とか、よく覚えております。うーむ。