木の爺さん

題名そのままというか。
ちょっと印象的だったので、記録。
 
みんなで火をおこそうとしている。
土(砂っぽい)を掘って、その上に紙を置いたりして火をつけようとしている。
棒を掲げて、そこにやかんを下げるようにしようとしたりすると、
やかんを吊るす木の台を誰かが持ってきて、いきなり楽になった。
火の調子が良くなってきたので、私は燃やせる木を探しに行く。
 
いくつかの木の枝などを拾っていると、
いつの間にか学校の中のようなところになっている。
外と部屋の中がグラデーションになっているような。
理科室の資料庫のような感じの、木造の棚に色々な木の棒がしまわれている。
木でできた男(作りかけ)や、削りかけの木の棒、完成した木の棒などがある。
それらの木の棒は、ワンド(魔法の杖)である。
ふと見ると、木でできた爺さんがいる。
頭が禿げで、ものすごく痩せている、即身仏みたいな感じ。
その木造の爺さんの目が動いて、私と目が合った。
「やばい」と反射的に思う。私が持っている枝は、ここから盗ったものではない、と言いたい。
爺さんは、私に手を差し出して、持っている枝を見せてみろ、みたいな感じ。
この枝の中に、ワンドにできる、もしくはワンドとしての役割のある枝があるか見てくれるようだ。
しかし、私は「こわいやばい」と思っている。
爺さんの手を拒否すると、爺さんは持っていた自分のワンドを私に向けて
「死ねー!」と言う。ファンタジーみたいだ。
私はそれを受けて、死にたくない!と思い、爺さんに両手を向けて
「幸せになれ!」
と言ってレイキを送った。
ここまでが夢。
 
 
幸せになれって・・・なに、それ/笑。
ということで、夢の続きをフォーカシング。
どうやらこの爺さん、本当は悪い人じゃなさそうだ、と思い。
とりあえず、座った爺さんの前の椅子に座ってみた。
「焦って行動するからだ、まったく」
というようなことを言われる。
「自分の本質を忘れるから、バカみたいなことをすることになるんだ。死ねと言われて死にたくないことに気付いただろう」
と言われた。おとなしく頷くしかない。
「お前は竜なのだろう?自分が竜だと思ったら、竜なのだ。いったい何を見たいというんだ」
と言われて、爺さんはワンドの先を私の方に向けたので、両手でその先をつかむ。
つかむと、私の大きさは45cmぐらいの長さの竜になっていて、
ワンドを爺さんが持ち上げているので、椅子の上に足が届かなくて長い胴がびろーんと垂れ下がってぶらぶらしている。
「さすがに、竜は風のように軽いのう」と爺さん。ワンドは片手で持っている。
爺さんがワンドを動かして、私の後ろ脚が椅子に着くようにする。
それで、前足(手?)を放して、椅子の上に着地する。
「いろいろ言うことはあるが、段階を追って話すからの。この段階があるというのが大事なのだよ」
 
この先は、フォーカシングしても何も爺さんは教えてくれない。
まだ段階じゃないのだろうか。