三次元

昨日書いたすごいめがねを掛け始めて二日目。
今日は朝、しばらく家の中で掛け、床がゆがんで見えないので(笑)、
そのままちょっと出かけて、しばらくそのまま。
いつもの道を歩いていたら、
道が、遠く感じる/笑。
奥行きがすごいある感じです。
遠いものが遠いのよ(何を言うか/笑)。
 
大体三時間ぐらいかけていただろうか。
その内また眉間が重くなってきたりしたので、
今までつかっていためがねに戻した。
 
それで、都市の中からやたら自然の多い方面へバスに乗っていくのだが、
毎日見ている風景なのだが、
あれ。
凄い奥行きが。
ていうか、手前と奥が違う速度で動いているわ・・・。
奥はあまり動かなくて、手前の速度のほうが早いな、ああ、当り前か。
ああ、そうそう、こういうの宮崎駿の映画とかで見たなぁ。
などと思っていたのだが。
 
私が、今まで二次元の認識で生きていたということなのか。
今まで、周りの人たちはこんな環境の中で生きていたのか!!
そりゃ、ボールが飛んできたりしたとき、私の場合他の人より怖いわけだよ。
アレと思うと突然ぶつかったりしてさぁ。
テニスなんて、勘してるようなものだよね。
時々歩いていて、物にいきなりぶつかる理由もわかった。
遠近感がわからないんからだよ・・・。
 
一番驚いたのは、焼き畑の煙が立体的に見えたことだ。
すっごいよ!
どのくらいの煙の量か分かるんだもん。
と思って、バスの中で、凄いニヤニヤしていた。
だってさぁ、なんだろうこれ。
見えるってこういうことなのか!と思った。
存在していないと思っていた感覚が立ち上がる驚きと喜びといったらないですよ。
脳みそが、ちょっとずつ左目を使うのを採用し始めたのだろう。
 
「両目で見始めると、情報量は二倍じゃなくて、五倍、七倍となりますよ」
と聞いていたけど、確かにそうだよ。
今まで、普通に両眼視できる人の三分の一ぐらいの視覚情報量で生きていたのか・・・。
立体視、普段でも出来ていなかったってことだよ。
今まで、もちろん写真を使った立体視や顕微鏡をまともに見るのは全く無理でした。
これから、日常的に立体視できるようになっていくのかなぁ。物凄く、楽しみです。
今日はまだ、写真の立体視は無理だったけど、そのうち出来そうだなぁ。
 
今日は頻繁に眼鏡を交互に掛け替えています。
 
 
ところで、ふと思ったけど、二次元と三次元の間に2.5次元とかあるのかなぁ。
人間が認識できないだけなのかしら。