龍でした

インナーチャイルドはどうなったんだ!
と思ってフォーカシングしてみた。
だって、ロンロンはインナーチャイルドじゃなかったんだもんよ。
紛らわしいことしやがって、奴め〜〜/笑。
 
茶店で初めにフォーカシング。
3歳児ぐらいの子供が出てくる。
私の前の、空いた席に座って私に質問してくる。
「どうして、私が私のままじゃダメなの?」
「なんで、女の子に産まれちゃダメだって思うの?」
「なんで、誰も守ってくれないの?」
「なんで、このままでいるために生まれてきたのに、このままではダメっていうの?」
と、質問の嵐。
しかもネガティブクエスチョンばかり。
もう、大丈夫だよ、と言って抱っこする。
うおー、やわらけー。
そして安心感。
抱っこしていると、抱いている私がだぶっている感じがする。
なんじゃら?と思ったら、ロンロンでした。
まだいるんじゃん。
「自らの力を認め始めたからこそ、こうして私達は、インナーチャイルドのケアをできる、
一つの人格として発達できたのだよ。今は、それを教えるためにちょっと分裂してみた」
という。分裂してみたって、あんた/笑。
そして、なじんで自分に溶けていった。
うーん、もうロンロンは私なのだなぁ。
嬉しいことだ。
 
 
茶店からバスに乗り換えて、フォーカシングを再開。
左腕にインナーチャイルドを抱っこしている状態。
すると、インナーチャイルドの頭がいきなり黒いドーベルマンのようなものになり、
猛烈に吠えられ、左首筋に食いつかれ、そのまま首が喰われた。
首が喰われたので、頭が落ちるところだが、落ちそうになった頭を一口で喰われ、
頭蓋骨をバリバリ言わせながら食べられてしまった。
食べ終わると、スイカの種のような黒いものをペッと吐きだした。
私は、右手でそれをキャッチする。
すると、黒い種のようなものは堅い宝石のようになり、青く色を変えて、
私の右手に血管のように青い根をはり始めた。
インナーチャイルドは全身が黒い犬に変わり、ギャンギャン吠えている。
青い根を張られた私は、首のない状態のまま青い木のようになった。
青い根が左手にまで及ぶと、指先に透明な風船のように果実ができ、
青い小さな羽根のついた竜が(アジア型の長いやつ)、何匹がそこから生まれて、飛んでいった。
そのうち、大きな果実ができ、緑色の羽根のない竜が生まれて、べしゃっと落ちた。
他の青い竜よりも、3〜5倍ぐらいは大きい。
黒い犬(インナーチャイルド)がそれを見つけると、生まれたての緑の竜を頭から丸呑みにした。
すると、犬は痙攣を始めるとともに、竜の尾と角が生え、人の形になっていった。
全体的には青緑っぽい色をした、人間のような竜のようなものになった。
それは、青い木のような私をひねって青紫のような炎に変えると、
炎のまま、つるりと飲み込んだ。
私の意識は、そのものの方へと移行した。
左、右、と腕を払うと、腕の甲(?)に青緑の鱗が生えているのがわかった。
体を手で払うと、アジア系の豪華な服が生えるように現れ、身に纏った。
玉座のようなものに私は座った。
「私は龍だっだ」と、当り前のように思った。
すると、両足元に、桃色っぽい雰囲気の少女が二人座っていて、私を見上げていた。
「彼女たちを私は守るし、私は彼女たちに支えられている、我々はお互いに尊さを見出している」と感じた。
自分には性別がないという感覚があった。
全ての調和のために、今、女でいることを選択しているのだ、と感じた。
思えば、私の体は雌雄どちらにでもなる、と知っていた。
自分自身でいることに、誇りのようなものを感じた。
「力がないふりをしている必要は、もうない。これからも、これまでも、もうない」と思うと、
お腹の底のもっと下の方から、根のような揺るがないものが存在して、
何もかももう大丈夫だ、という確信のようなものが上がってきた。
今の自分が、「そうは言っても大変なんですけど」というような意識をちらっと出すと、
「人として生きるのは、なかなか困難だ。このような小さなものの中に閉じ込めていることが大変だ」
というような答えが返ってきて、「だから面白い」というような感覚が来た。
全てのもののために、こうして自分が今存在しており、
それは他の全ての存在も同じだ、と感じた。
 
色々質問すると、
海とはつながりがあって当然だ、私は龍の系列だからだ、と言う。
水を怖れて本性に気付くまでの時間を先延ばしにして、さらにその間に良い経験を積んだのだ、と。
よいけいけんね〜・・・まあ、過ぎたことだ。
海というのは、宇宙の真なる豊かさの現れのひとつだ、そのモデルケースに過ぎない、
この世界の豊かさの源泉と繋がっているということだ。
その豊かさの蛇口のそばに居るようなものが、私たち(竜)だ。
だから、サイレンが海の王の娘だということも、
私自身が海の現れであるということも、
全て同じことだ。
存在に性別はないが、系統がある。
それが、精霊を描く時に性別の違いや種の違いになったりする。
それだけのことだ。
 
 
うーん、なんか、何がどこまでがフォーカシングなんだっ。
何かか途中からずれている気もしないでもないけど。 
えーーー。
龍でした。
私が・・・。
ていうか、ファンタジー凄すぎるんですが。
まあ、いっか。自分がそれを自分に言いたい物語なんだな、と思っておきます。
それにしても、喰われるというパターン多いなぁ。
インナーチャイルドワークのつもりだったのに/笑。