今日の短歌

  • 供にいた 時間も過ぎて 寂しさは 君の不在と 至る思いに
  • 雨の街 ふらつき着いた 夜の屋根 みすぼらしきも 愛の顕現
  • 我が短歌 飛躍が多く わかりにくい 気が付きはしても 変化は徐々に
  • ひとり寝る 褥は広く ほくそ笑む 満ちた思いは 誰そなくとも
  • そこに居ぬ 時を思いて 悔しくも 我は我とて 越えし時あり
  • 逃げはせぬ その決意あり 一時(ひととき)を 続けばこれぞ 我が 道みちて
  • 機会得た あれは最期と 後(のち)思い 残すほどなら 今は過ぎなん
  • めぐり行く 全てが例え 霧だとて 一時(いっとき)虹と 現れるなら
  • 悲しみが 揺るがぬ我を 訴える 叩き壊せぬ ひとりのいのち