小さなことを馬鹿にしない

yamaikei2007-10-16

最近、生きるということ、
人生とは、
ということが何なのか分かってきました。
それを実践できているかどうかはともかくとして。
 
真理というものが何なのか、分かってきました。
一度、禅で言う見性をしたのかもしれません。
それほどに、真理を一瞥したことは大きかったです。
この10ヶ月は特にいろいろなことに苦しみましたが、
これこそが真理だ、というものを見た、
人生はこれなのだ
ということが分かったのは、ものすごい収穫でした。
 
さてさて。
最近では、小さなことを馬鹿にしてはいけない、ということをよくよく
思い知っております。
自分で思っていないことを言ったり、したりしたこと
それが自分を造ってしまうんですよ。
恐ろしいことに。
いや、喜ばしいことに!!
 
写真のシャツは4月頃に買ったものです(多分/笑)。
こんな凄い色のシャツ、今まで着たことがありませんでした。
このシャツを買ったとき、
自分というものが何なのか分からない
という状態に完全に絡め取られて埋没し、溺れて混乱していました。
何を着ていいのか分からない、何が着たいのか分からない、
何を食べていいのか分からない、何が食べたいのか分からない、
何処に行ったらいいのか分からない、何処に行きたいのか分からない、
何がしたいのか分からない、
生きたいのか、わからない。
生きてていいのか、わからない。
 
おおお、思い出すと目から水が出そうだ。
そんな状況に何度も溺れて、
私はもう、今までの自分なんて嫌だ、
絶対に変わってやる、
と決意した。
そんで、
今までとは全然違う格好をしてみよう、と、このド、ピンク
服を購入したのでした。
 
このピンクちゃんは、一時期はよく着ていた。
一週間で3回ぐらい着ていたこともあると思う。
洗濯しすぎて、買ったときより落ち着いた色になってしまった/笑。
以前よく引用していた、加藤諦三の本にも、
「とりあえず思いついた、してみたいことは全部やってみろ」
みたいな文があったことも影響している。
そうしてしょっちゅう着ていたら、
なんだか気持ちが華やかになる日が増えたんですよ!
驚いたねー。
こんなことで気分が変わるんだー。
なーんだ。
 
まあ、最近も自分がしたい格好の系統がよく分からないんですけど(笑)
以前に比べて、服に関心が向くようになりました。
実際、よく買うようになったし。
 
そうそう、服による効果みたいなものは、
バーバラ・アン・ブレナンの本にも載っていた。
「着たい服が無いときは、そのときのあなたに必要な色があなたのクローゼットの中に無いのかもしれません」
みたいなことが書いてありました。
それは、チャクラの活性化とかエネルギー循環というスピリチュアルな世界の話になるんですが。
あながち、色が無いというのはあるかもしれない。
 
今回は、服について書いたけれど、
何についても言えることなんじゃないかしらねー。
小さなことが自分を造っていくんですわ。
さっきかじったクラッカーの一口が、
さっき嗅いだ珈琲の香りが、
さっき言っれた小さなねぎらいの言葉が
自分を造っていくんだわよ。
きっと。
 
小さなことを大事にしよう。
本当は、物事に大小なんて無いんだしね。