眠気と抵抗、レディネス

最近、「光の手―自己変革への旅〈上〉」を読み始めました。
アチラ系です。スピリチュアル系です。
この本、スピリチュアルヒーラー必読参考書みたいに言われている本で、
一部で有名な本です。
あ、私はヒーラーになろうと思ってるわけじゃないですよ、今のとこ。
この作者、NASA初の女性科学者にもかかわらず、スピリチュアルヒーラーになってしまったという経歴の人です。
大気物理学という、数学と理論バリバリで自然現象を解読しようという難解な分野の最先端を行っていた人が、なしてそんなことに・・・というのは興味深いところで。
しかも、前回紹介したE・キューブラー・ロスが紹介文を書いているんですが、なんでそんなスピリチュアルになっちゃったんですか、という一文でした。E・キューブラー・ロスは途中からチャネリングとかに懲りだして、離婚されたりしたそうで。
えらいこっちゃ。
 
話がずれてしまいましたが、
上記の本、私が買ったのは一年前ぐらいだったと思います。
そのとき、どう読もうにも難解な印象しか受けず、読み始めて数行で猛烈な眠気が襲ってくるのです。
どうしたことでしょう、面白いとは程遠いし、いいや、と思って放置してました。
で、ここ数日、読み始めたら面白い。
それにさらさら読める。
でも、あるところに来ると、それ以上進まない。
翌日は、楽に読める。
 
なんじゃ?こりゃ。
 
と、思いませんかい?
この現象、他の本でも起こっていたな、ということに最近気づいていましたですよ。
数冊の本をまとめて手にして、ある本は読み始め手もちんぷんかんぷんで放置しておき、
しばらく放置しておいてまた読むと、これが非常に面白く感じる。
逆もあって、後になって読み返しても、あの感動はいったい・・・という。
 
こういう話をカウンセラの先生とも話していたのですが、
「レディネスが整ったんだねー」
と。はあ。readinessですか。
本屋で適当に手に取る本も、無意識が最善の選択をしている、という話とかもありますが、
物事には順番と次に進む準備が整ってこそ進行する、というもののようで。
 
じゃあ、あのどうしようもない眠気は、
「まだ準備できてませーん」
ってことですか。
物事の準備が整うと、自然に次の段階に進んだりするそうです。
結婚したり子供できたり転職したり、そういうことにも条件を自分で勝手に整えて、選択してるんですか。
ううむ。
心理学で、経験的にわかってきたことなのでしょうが、面白いなぁ。
全部が全部、スピリチュアルでも説明できるし、科学でも説明できるようになっているところが面白いね。
どちらかに偏るな、ってことでしょうか。
まあ、あまりへ理屈こねずに楽しんで進みたいわー。
面白いほうを選んで生きていこう。
 
みなさま、良い週末を。