捨て魔

中高生の頃、捨て魔と言われていたことがありました。
要らないと観ると、それがどんなものでも捨てる。
頂き物だろうが、買ったばかりだろうが、捨てる。
怒りと共に捨てる。
 
久々にモノを捨てまくりました。
市の指定ゴミ袋15リットルを、4つ。
服が殆どだったなぁ。
もう着なくなった服、押し付けられたお下がり、などなど。
思い出、思い入れがありすぎて捨てられなかったズボンとか。
捨てたら、引き出しがすかすかになった。
部屋が心なしか、明るくなったかのようにさえ感じる。
 
私が捨てたのは、ごみもだけど、しがらみとか悲しさもあるな。
今までは、親の期待に、友人の、教師の期待に答えようとした格好をしていたよ。
まあ、その中でも自分の心地よい格好というものはあったんだけど。
もう、人のために生きるのは意味がないだろと。
それにはもう気付いただろうと。
 
他人は別に、そんなにこちらを気にしちゃいないんだけどねー、本当は。
そんなことをしてきたから、操作しようとする人に振り回されてしまっていたのだな、と。
 
あー、でもまだ捨てたい。
タツも、この冬は使わなかったから本当は捨てたい。
うおおお。