アラームは中指から

昨年、中指のただれに苦しんでおりました。
意味不明のただれが続き、痒いわ痛いわ不快だわ。
しかし、この中指が言っている意味に気づいたのです。これも昨年。
彼女は、「休みたい」と言っているのです。
「私をいたわって」と言っている。
それは、緊急を要し、しかもおそらく私が全身で求める欲求。
潜在意識からの警告です。
無理矢理スピリチュアルに言うと霊的自我の叫びです。
はい、ちょっと茶化しました。ごめんなさい。
 
で、今日、突然中指が痒くなった。
もう彼女の言うこと(しいては自分の欲求)は翻訳されております。
休みたいのです。
でも、喫茶店にいるときでした。
休んでいるのです。
で、何がいいたいのかと言うと
「この後、私にとって意味のない仕事に行くべきという状況が許せない」
ということです。
仕事なんて、自分を本当に救うものではなくて今の私にとっては一時的なものです。
サボったからと言って、殺されたりはしません。
やったからと言って、賞賛もされません。
ただの仕事です。
そう、ただの仕事。
仕事に認識がずれていることに気づいたら、中指は落ち着きました。
なんと素直なことか。
なんと正直な教師であることか。
ちょっと自分の中指に感謝しました。
 
ところで、私の中に加藤諦三ブームが起こっております。
加藤氏のホームページ(←クリックでリンクへ)には無料のコンテンツが大量にあり、
少しずつ読み始めました。
で、読んでたらちょっと頭が痛くなってきた・・・。
何故かは分かります。
私が「自分を偽ることで守り続けてきた自分」が崩壊せざるを得ない
「隠し続けてきた真実の自己」が羅列されているからです。
自分がどれだけ愚かだったか、気づかされるからです。
私は今まで、あまりにもバカでした。
やっと気づき始めました。
それは、私にとって良い変化です。
けれど、
けれども、急がなくて良い。
変りたい、自分の人生を良く生きたい、もう何も偽りたくない。
それを忘れずに、少しずつ、しかし確実に変っていけば良いのです。
頭が痛いのは性急過ぎたから。
そして、確実に変ってきている合図。
今までの長い長い間、歪めてしまった自分の人生なのですから
今日明日というのではなく、時間をかけて良い、ということにしました。
無理はもう止めようと誓ったのです。
自分の感情や感覚を偽らないと誓ったのです。
たった一度の自分の人生に向かって。