古代日本、出雲族での二つの前世

一つ前の『人生の逃亡者』を見ている最中で、
榊を持ったみずら髪*1の少女が現れて
ずっとこちらに微笑みかけていた。
『人生の逃亡者』を見ながら、
「ああ、ジャマ!(笑)」と思っていたので、CDの時間を延長して
こちらに意識を向けた。
 
 
みずら髪の少女は、妹のようだった。
彼女は神職(巫女か何か)についているようだった。
「お兄様・・・」
と私に呼びかけ、穏やかに微笑んでいる。
 
私自身も、みずら髪である。
黒い皮製の袋のような靴を履いている。
このHPの大国主命のような格好をしている。
私は、部族の長に近い人物のようである。
妹と結婚し、彼女は子供を産んだようだった。
親族間結婚は普通の世界だったようだ。
何の違和感も無かった。
 
場面が変わり、私は戦場にいる。
妹ではない女を連れている。
愛人だろうか(何か見覚えがあるので、また知り合いかも)。
青銅製らしき剣を持っている。
戦場で私は散々人を殺したようだ。
相手の首を剣で引きちぎるようにして切ったり、
内臓の柔らかい所に剣を差し込んだりした。
猛烈な勢いで殺し捲り、
一方で自分は殆ど傷を負っていなかったような印象がある。
しかし、敵を殺しながら
「この人間一人一人にも家族があるのだ・・・」
と思っている。
 
 
祭の場面が出てきた。
夜、白い服を着た男たちが薪のように燃える炎を囲み、踊っている。
呪術的な踊りだ。
湖の傍の森のようだった。
それを見ながら、
「本当に、こうして戦いつづけることで平和になどなるのだろうか。
戦うことでこの国は本当に良くなるのだろうか。
男の力ではなく、女であったらもっと違う形で治められるのでは・・・?」
と思っていた。

 
 
場面が変わり、
上記の男性だった私の、今度はその孫娘として生まれたようだ*2
「よし、女として生まれたぞ」
という気概がある。
私は、兄弟と結婚したようだ。
また、巫女となり、神の力を分けるために交わっていたようだ。
子供はできなかったか、出来てもすぐに離されて自分で育てなかったようだ。
また、妊娠中はお腹の子供に力が与えられて、外に出る力は抑えられる、
と考えられていた様子だった。
 
女に生まれたが、だからといってあまり大きな改革はできなかったようである。
「統治に重要なのは、女であるか男であるかということではない」
という思いが残った。
他に、自分は出雲族である、という強い自覚があった。
 
 
うーん、高千穂に行ったので、その影響でこういった内容が
出易くなったのではないかな〜と感じました。
 

*1:本来男性の髪型のらしい

*2:このパターンは初めて!やり直してやるぞ、という思いが強かった模様