神殿と滝壷

なんだか最近は、自分では考えられないような
壮絶な恋愛人生ばかり見るですよ。
 
今回は、どこか分りません。
ギリシャの神殿みたいなのが見える。
今度はくりんくりんの茶色い天然パーマのロングヘア女性。
実際ギリシャだったのかもしれない。
神殿の中で、うろうろしている。
ぼーっとしたりしている。
 
場面が変わって、
滝壷を眺めている。
すると、男の人が中を泳いでいたらしく
水から上がってくる。
黒髪の男性だった。
どうやら、夫か何かのようだ。
抱きつくと、抱きしめられた。
その人との子供(黒髪の男の子)も現れて、
一緒に引っ付いてきた。
幸せだなあ、と思いつつも、妙な不安感、寂しさがある。
 
また、神殿の場面に戻る。
神殿の入り口の階段で座り、街を見下ろしながらぼうっとしている。
夫らしき人には、ほかに愛人が居るようだった。
所謂私はその人の、第一夫人か正式な妻のようだったが
夫にほかに女の人がいるというのは、普通の世の中だったらしい。
「どんなに愛されても、どんなに愛しても、
私だけに愛が注がれるということはないのかなあ」
とぼんやりと寂しい気分だった。
夫は、
「おまえは、第一だ。でも他に女が居ても当然だ」
という感じだったらしい。
夫の愛情が自分だけのものだったら、という人生だったようだった。