HSP

HSPは、いくつかの用語の略語みたいですが、
High Sensitive Personの話。
人より色々なものに敏感である人のことです。
 
気温、湿度、音、匂い、味、薬、などなどに、多くの人より強く反応する人は
結構これに当てはまるみたいです。
 
本が出ているのだが、あれ、絶版になってたよな、どうだろう
と思ったら、安くなってまた出版されていました。

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

 
以前の本、中古で凄い安くなっています。

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

 
あと、上記の関連で恋愛の話が載っているやつ。
恋愛の話がどうか、というのもまあいいのだけど、
HSPのほかに、HSS(high sensation seeking)という
刺激追求型の性質について載っていて
これがかなり面白いです。
所謂冒険家、探検家、新しいものを追い求める人々
というのはHSSの性質を持っている人が多いらしい。
そんでもって、
HSPなのにHSSという、自己矛盾の性格の人がいて、
色々大変になりやすいので、うまくやってがんばって、みたいなことが
丁寧に、色々な視点で書いてあったと思います(今手元にないのでうろ覚え)。

敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。

敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。

 
ちなみに、私は典型的なHSPかつHSSの人間です。
刺激追求型で、自滅しそうになった経験もありますw
楽しく元気に、無理せず生きる大切さを感じます。
まあ、自滅しそうになっても、面白がれていればいいのです。
 
 
ついでに、前に書いた「をかし」の話。
芸術新潮の白洲正子特集(1999年)に、
白洲正子清少納言について書いた文章があった。
彼女によると、清少納言はかなりはっちゃけた人だったようです。
その中で、いいなーとおもったのが「をかし」のはなし。
バカみたいなことや、恥ずかしいことが起こったり、
そういったことで慌てふためいている自分に、
なんじゃこりゃ、とふと気がついて
「をかし」と言っている。
こんな自分、ちょっと面白いんじゃない?みたいな感じななかろうか。
あわあわしたり、腹が立ったり、
そういう自分もちょっと面白くて、かわいいもんだ
という思いが込められているように思う。
視点をちょっとずらすだけで、簡単に感情から解放されて
しかも面白くなってしまう。
すばらしいです。
 
そういった「をかし」の視点を持つには、
やっぱり自分に愛情を注ぐことだなぁ、と。
他人に優しくしたいとか、愛したいとかいうことだって
自分大好きぐらいの深い愛情を持って行かなきゃ、
なかなか大変のような気がするのです。
 
HSPだろうと、HSSだろうと、おんなじことじゃないかなぁ、と。