HSP
HSPは、いくつかの用語の略語みたいですが、
High Sensitive Personの話。
人より色々なものに敏感である人のことです。
気温、湿度、音、匂い、味、薬、などなどに、多くの人より強く反応する人は
結構これに当てはまるみたいです。
本が出ているのだが、あれ、絶版になってたよな、どうだろう
と思ったら、安くなってまた出版されていました。
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)
- 作者: エレイン・N・アーロン,Elain N.Aron,冨田香里
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2008/03/18
- メディア: 文庫
- 購入: 29人 クリック: 87回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
以前の本、中古で凄い安くなっています。
- 作者: エレイン・N.アーロン,Elaine N. Aron,冨田香里
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
あと、上記の関連で恋愛の話が載っているやつ。
恋愛の話がどうか、というのもまあいいのだけど、
HSPのほかに、HSS(high sensation seeking)という
刺激追求型の性質について載っていて
これがかなり面白いです。
所謂冒険家、探検家、新しいものを追い求める人々
というのはHSSの性質を持っている人が多いらしい。
そんでもって、
HSPなのにHSSという、自己矛盾の性格の人がいて、
色々大変になりやすいので、うまくやってがんばって、みたいなことが
丁寧に、色々な視点で書いてあったと思います(今手元にないのでうろ覚え)。
- 作者: エレイン・N.アーロン,冨田香里
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/11/22
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
ちなみに、私は典型的なHSPかつHSSの人間です。
刺激追求型で、自滅しそうになった経験もありますw
楽しく元気に、無理せず生きる大切さを感じます。
まあ、自滅しそうになっても、面白がれていればいいのです。
ついでに、前に書いた「をかし」の話。
芸術新潮の白洲正子特集(1999年)に、
白洲正子の清少納言について書いた文章があった。
彼女によると、清少納言はかなりはっちゃけた人だったようです。
その中で、いいなーとおもったのが「をかし」のはなし。
バカみたいなことや、恥ずかしいことが起こったり、
そういったことで慌てふためいている自分に、
なんじゃこりゃ、とふと気がついて
「をかし」と言っている。
こんな自分、ちょっと面白いんじゃない?みたいな感じななかろうか。
あわあわしたり、腹が立ったり、
そういう自分もちょっと面白くて、かわいいもんだ
という思いが込められているように思う。
視点をちょっとずらすだけで、簡単に感情から解放されて
しかも面白くなってしまう。
すばらしいです。
そういった「をかし」の視点を持つには、
やっぱり自分に愛情を注ぐことだなぁ、と。
他人に優しくしたいとか、愛したいとかいうことだって
自分大好きぐらいの深い愛情を持って行かなきゃ、
なかなか大変のような気がするのです。
HSPだろうと、HSSだろうと、おんなじことじゃないかなぁ、と。