青の女王

昨日、久々に人格を人に滅茶苦茶に言われて、相当凹みました。
まあ、相手も相当変わった人ではあったのですが、私にも非があり、だからこそなのだが。
それにしたって、こんなに、色々言われるの久々だなぁ。
ぐったりしすぎたので、親とか友人とかに電話で励まして貰いました。
まあ、言われないと分からないこと、多いからなぁ・・・。
 
しかし、他人様に支えてもらうだけでは成長はないのです!
まあ、ある意味一人で抱え込んでいただけの時に比べたらかなりの成長ですが。
一方、支えてもらうだけで癒えるというのは本当で、人の力の偉大さを思うわけですが
この経験、すべてを使いたい。痛い思いをしたのなら、なおさらです。
こういう時に、フォーカシング。
相手の人から学ぶ方向で、お願いしますと言ってフォーカシングを始める。
 
 
塩釜焼の塩の塊のようなものが垂直に立った状態で現れる。
その中に入っているのは、その相手の人。
私は、小さな金槌でその塩を割っていく。
割っていくと、その中に白身の魚(皮は青っぽい銀色)の魚がいい具合で焼けており
私はそれを箸でほじって食べていく。
食べながら、「ああ、これぞ、身につける」と思う。
魚の味もわかる。きっと、鯵か何かだ。皮がうまい。
すると、その魚の姿に何かが重なって行き、
その重なった姿が先日読んだ「おもいでエマノン」のエマノンになる。
エマノンが私に近づいてきて、両手を繋ぐ。
私の体は男になっていて、手を繋いだまま近づいていくと、
二人が融合してゼリー状の半透明な体になる。
「結局、わたしはあなたなのよ」と言われる。
確かにそうだなと思う自分と、それを言っていたエマノンの思考が混線したようになり
私が言ったのだ、私が言われたのだ、というようなループに入り、その言葉が活字になり
ばらばらになってそのゼリー状の体の中に解体してゆき、溶けて消えた。
「求めたものが現れる」という言葉が聞こえる。
 
視点が、残った塩釜の方に移る。
塩釜は、透明になった体の方から押し寄せる波のようなものに洗われて、崩れてゆく。
崩れていくその形が、四つん這いになった人の形になって行く。
その人の形は、フォーカシングの対象にした相手の人だ。
実際より若く、20〜30代の姿だ。
なにか、激しく嘆いている。
泣いているのだな、というのが分かる。
そのまま波に洗われて、どんどんその人も透明になっていく。
「嘆きは人を洗い流す」という声がする。
じゅうぶんに、嘆くことが大切だ。
 
気がつくと、私は私自身の体に戻っている。
甲高い、何か空恐ろしいような子供の笑い声がする。
相手の人が5、6歳ぐらいの姿で、右手にアーミーナイフを持って現れる。
ドン、と音がして、その子供に油をかけられたもののように火が付き、真っ黒に焦げる。
その真っ黒な塊のまま、笑いながら私の下腹部にナイフを突き立てる。
ここで、かなり怖いという思いが押し寄せてくるが、
いやいや、これを見続ければ、何か教えてくれるはずだと思い、フォーカシングを続ける。
その子供はざくざく腹にナイフを突き立てる。
切れ目から、血が滴り落ちる。
途中でふと気がついて、「あ、私は私をちゃんと守ろう」と思ったら、
足元を流れていた波が、火のついたアルコールのようになって青い炎を上げ始める。
もう十分に焦げていた子供が、さらに青い炎に包まれ、完全に燃焼して端からぼろぼろと砕け、波の中に消えていく。
波は完全に青い炎に変わり、さらに火勢を増し、私の体を駆け上がっていく。
何かの目覚めだ、と思う。
何もかもが自分なのだ、と感じる。
なーんだ、あの人も、結局自分の鏡みたいなものか。
自分の、どうしようもないと思っているところを映し見て、それで傷つきたくなかったんだ。
自分に非があると思うと、自分の痛みを見なくてはならないから、
自分を正しいということで痛みを見ないようにしていたのか。
それは、私も。
痛みを受け入れれば、それはまた癒えるし、手放すことになる。
 
そうかそうか、と思っていると
「大正解ですね〜」と言って、下腹部の傷口からスイカのような柄のでかいカエルが出てくる。
何匹か出てきて、飛び跳ねて陽気に歌っている。
なんか、ディズニーのアニメみたいだ。
「そう、そして〜、受け入れるー、痛みも悲しみもヒント、青の女王よ、ここに誕生、寂しさも宝石」
というような歌詞だったように思う。
青い炎だったものは、薄青いワンピースドレスになっている。
下腹部の傷は、黒い筋のようなものが残っていて、ドレスには血のしみとなっている。
 
突然歌が終わり、カエルが一斉に斜め左後ろを振り向く。
そちらを見ると、薄い青のオーガンジーのような幕があり、向こう側に人がいる。
カエルがきゃあきゃあ騒ぎ出し、「ああ、王子様よ〜!」という。
そちらの方に行き、幕をよけて見る。
相手が手を差し出したので、手を取って見上げると、友人で、「王子です」と棒読みのように言う。
あんまり棒読みなので、思わず笑う。
笑っていると、友人、知人が何人も現れ、みな一様に、「王子です」という。
しかも全員、普段着で、全然王子というかんじじゃない。
なんじゃ、こりゃあ、と思っていると
「本物はひとつかもしれないが、それ以外が本物でないなどということはありえない」
という言葉が頭に浮かぶ。
その後、ボン、と後から現れた友人、知人が消え、初めの友人と私だけになる。
その友人がまた、「王子です」というので、もう、言わなくていいから、と思う。
呆れていると、その場面の上に映画のように文字が出て、「to be continued...」と筆記体で大写しになる。
 
なんだ、この終わり方は。
そういや、前にフォーカシングで青の王女ってのが出てきたな。