あれから一年


バイオリンを習い始めてから、一年が過ぎました。
そして、毛替えをしました!
バイオリンの毛は消耗品だそうで。
毛を見てもらいに行ったら、駒も寿命だと。
でも、駒替えは来週。
ナゼナラ、マイスターが夏休みだから(私にも夏休みクレー)。
 
新しい毛は、まだ松脂を塗っていない状態で
つやつやできらきらで、
さっそく松脂を塗って弾いてみたら、
もう、キュンキュン鳴ります。
嬉しくて練習していたら、
夜の21時半になっていた。
すみません・・・ご近所様。
 
毛替えは大体、半年から一年ぐらいでする、ということで、
私のバイオリンも一年ということです。
バイオリンを買ったころは、従兄が亡くなった頃で、
たぶん、従兄が亡くならなかったら、自分のバイオリンを購入することはなかった。
他者の存在の喪失というのが大きすぎて、
かつ、
私の中にある「いずれ誰もが私から去ってしまう」という思い込みがこれに呼応し、
傷口の大改修が始まるきっかけになったわけです。
買ったばかりの頃、このバイオリン購入についてフォーカイシングしたら
「死なない友人が欲しかった」
ということに帰結しました。
うん、まあ、大事にしたら、私より長生きしてくれるよね。
でも、生きている友人、生きている人の方が大事。
それも教えてくれたわけです。
 
最近の不調は月のこともあるが、従兄の命日が近づいてきたこともあるのかもしれない。
色々な不安が、また立ちあがって、そして、いずれ去っていくのだろう。